SHIAGARU SAUNAのコンセプトである「しあがる」
スポーツ選手がインタビューで「試合に向けて仕上げてきました」と言っているのを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。SHIAGARU SAUNAではスポーツ選手の試合を、サウナの後に行う行動に置き換えて、サウナの後に行う行動に最適な心と身体の状態に「しあがる」ことのできる施設です。
この記事ではしあがる方法やしあがることで得られる効能について解説します。
「ととのう」と「しあがる」の違い
ととのうとは、サウナ・水風呂・休憩の順で行うことにより自律神経が刺激され、
通常だと起こらない、「身体はリラックスしているけど頭はスッキリしている状態が「ととのう」と言われています。よく、浮遊感・多幸感と表現されることもあり、感じ方は人それぞれです。(私は暗闇の奥深くに沈み込んでいく感覚になり、身体は脱力した状態になります。)
そして、サウナ・水風呂に入った後の休憩中にととのうことが多いです。
一方、しあがるとは、サウナの後に行う食事や睡眠、運動、仕事などの行動に適した身体と心の状態に、サウナ施設を出る時になっていることをいいます。
ととのうとの大きな違いは大きく2つ
①しあがるは、目的の行動によって身体と心の状態が違う
サウナの基本的な効能は一緒なので身体が温まるなど、共通する項目もありますが、
食事に適した状態=胃腸などの内臓の動きが活発になる
仕事に適した状態=頭がスッキリしていて活力のある
睡眠に適した状態=身体の末端まで温まり、リラックスしている
など、行動によって適した身体と心の状態に違いがあり、サウナ施設を出る時の状態に違いが出ます。
②ととのうはサウナ施設の中で(休憩中)、しあがるはサウナ施設を出る時
ロッカールームから出た時・施設から出た後に
・食事を楽しむ状態にしあがった時は胃腸の動きが感じられ空腹感を感じる
・睡眠に適した状態にしあがった時は手足・足先がぽかぽかで眠気を感じる
など、しあがるはサウナ中にではなく、サウナを出た後になっている状態をいいます。
SHIAGARU SAUNAのウェブサイトでも書かれている、「ととのいの先のしあがる」とは、
ととのうはサウナ中、しあがるはサウナから出た後、ととのいが先でその後にしあがるという意味でもあります。
しあがるためには
しあがるためにまず以下を守ってください
①無理をしない
②小まめな水分補給
③体調の悪い日にはサウナに入るのを控える
①無理をしない
大前提として、サウナに長い時間入ればいいわけではありません。
たくさん入る(長く入る)=身体に良い
とは絶対に考えないでください。
おすすめはサウナ→水風呂→休憩を1セットとして、まずは3セット繰り返す事です。
サウナに入ると心拍数が上がり、ジョギング程度の身体への負担があります。
そのため、特にサウナに慣れていない方は入り過ぎに注意なので3セットから始めるのがおすすめです。
3セットでも十分に効果があるので、
まずは3セット入ってみて、サウナでどのような身体・心の変化があるか掴む。
3セットに慣れてきたらご自身の体調と相談してセット数を増減させてみる、サウナや休憩の時間を調整してみるなどご自身に合った入り方を探してみてください。
②小まめな水分補給
1回サウナに入ると、300ml~400mlの水分が体内から失われると言われています。
体内から水分が失われると、脱水症状や熱中症になる恐れがあり、ととのうとは全く異なるものなので、サウナ中は水分補給をしない方がととのえそうという思い込みは捨て去ってください。
また、水を飲むだけでは汗と一緒に失われた、ミネラルや糖などの必要な栄養素が補給できないため、それらが補給できる飲み物を飲まれることを推奨しています。
SHIAGARU SAUNAでは、サウナの中で飲むサウナ中ドリンク、特にアイスボックスソーダをおすすめしています。
アイスボックスソーダの利点についてはサウナドクターの書かれた記事に詳しく書かれています。
③体調の悪い日にはサウナに入るのを控える
体調の悪い日にサウナに入っても体調は良くなりません。
むしろ悪化する事もあるので、体調の悪い日はサウナのご利用は控えた方が良いと思います。
サウナ歴の長いサウナーさん程、その日の体調に合わせてサウナの入り方を変えたり、サウナに入るのを控えたりしています
しあがるためのSHIAGARU SAUNAの入り方
ここからは行動ごとのしあがった状態とSHIAGARU SAUNAでのおすすめの入り方をご紹介します。
別記事で施設については詳しく紹介しますが
SHIAGARU SAUNAには身体の深部を温めることを目的とした「深部体温サウナ」と身体の体温を温めることを目的として「末端体温サウナ」、3種類の背もたれの角度の異なる水風呂、休憩スペースであるしあがるーむがあります。
しあがるためにはサウナ→水風呂→休憩を順に行うようにしてください。
・食事適した状態
身体の深部をしっかりと温め、胃腸の動きを活発にすることが重要です。
身体が温まらない要因は
・体の部位によって温まり方が違う
・呼吸が苦しくてすぐ出てしまった
・座る位置によって温度が違うので温まらなかった
等が挙げられます。
深部体温サウナはあえて座席を一段だけにしてどこに座っても温度が一緒になるように設計しています。
また、常時加湿に加え、5分に一度のオートロウリュウ&アウフグースで十分な湿度が保たれ呼吸はしやすいけどアツアツのサウナ室になっているので、呼吸が苦しくてすぐに出てしまったということが防げます。
計3セット
1セット目:深部体温サウナ
2セット目:末端体温サウナ
3セット目:深部体温サウナ
アイスボックスソーダをサウナ室で飲むことで、より胃腸の働きが活発になります。
(低浸透圧飲料なので体内に素早く吸収され、水っぱらにはなりにくいです。)
・睡眠に適した状態
身体の末端部分(手先・足先)までがしっかり温まった状態。
サウナから出て1時間半~2時間以内に寝るのが睡眠の質を高めます。
熱は高い所に集まる特性があるため、普通にサウナに入っていると頭→胴体→足の順に温まります。足が温まるまえに頭が熱くなってしまいサウナから出る経験をした方も多いと思います。
末端体温サウナでは、ストーブの周りを囲んでいる木製の淵に足を乗せることができ、足先までしっかり温まります。
1セット目は深部体温サウナで汗をかきやすい状態を作り、2、3セット目を末端体温サウナでつま先までポカポカにしあげます。
末端体温サウナにはオリジナルのリラックス効果が期待できるアロマを設置しているので、そちらもお楽しみください。
計3セット
1セット目:深部体温サウナ
2セット目:末端体温サウナ
3セット目:末端体温サウナ
・仕事に適した状態
SHIAGARU SAUNAでは脳の疲労を取って頭がスッキリしている状態が仕事に適した状態だと考えています。
人間は何もしていなくても頭の中に何かが浮かんできて、脳は疲労しており、集中している状態よりもなんとなく考え事をしている状態の方が脳は疲れるという研究もあります。
SHIAGARU SAUNAでは会話禁止の絶対静寂空間や各施設に組み込んだ設計によりサウナに集中する環境を作ることで、脳疲労を取り、頭をスッキリさせ、仕事に適した状態にしあがって頂きます。
深部体温サウナでは「ストレス緩和」「心の安定」効果のあるソルフェジオ周波数の174HzをベースとしたオリジナルBGMを2カ所のスピーカーから流し、他の人の顔が見えにくくなるよう照明を配置してサウナに没入できる空間を作り、末端体温サウナでは中央に設置したストーブと香りに集中されるよう設計しています。
また、しあがるーむにも同じように専用のBGMと照明が設置されており、脳疲労を取り除くための工夫を凝らしています。
1セット or 2セット(個人差によります)
1セット目:深部体温サウナ
2セット目:末端体温サウナ
ポイントはしあがるーむでの休憩時間を通常よりも少し長めにすることです。
サウナ後におすすめのサ飯のお店や飲み物などについては、ぜひ店舗に来た際にスタッフまでお尋ねください!
ご来店お待ちしています!