深部体温サウナと末端体温サウナ

SHIAGARU SAUNAには異なる効果のある2つのサウナ室があります。

身体の深部を温める事に特化した「深部体温サウナ」と手先や足先など身体の末端を温める事に特化した「末端体温サウナ」です。

単に身体を温めるだけでなく、身体全体を温める事で本来のサウナの効果をより高めることができ、ととのい、しあがりやすくなります。

この記事ではSHIAGARU SAUNAの特徴である2つのサウナ室について詳しく解説をします。

身体を温めることは身体に良いということは多くの人が知っていますが、どこの部位を温めるとどんな効果があるかは意外と知られていません。
身体の深部・末端それぞれを温めることで得られる効果は異なります。

身体の深部を温めて得られる効果

1. 免疫機能の向上
深部の体温が上がることで、白血球の活動が活発になり、免疫力が向上します。
これにより、風邪やインフルエンザなどの予防効果が期待できます。

2. 新陳代謝の促進
深部の温度が上昇すると、基礎代謝率が高まります。
これにより、カロリー消費が増加し、体重管理や肥満防止の効果が期待できます。
勘違いされやすいが、サウナに入る=痩せる。
身体の水分が汗として体外に出ることで一時的に体重は減少しますが、水分を摂取すると元の体重に戻るため、みなさんの求める痩せているではありません。
正確には、サウナに入ることで基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります。

3. 内臓機能の改善
内臓部分の血流が良くなることで、消化器系の機能が向上します。
特に、消化の助けや便秘解消などの効果が期待できます。胃腸の動きが活発になることで食欲も沸き、ご飯がよりおいしく感じられます。

4. 緊張の解消と精神的リラックス
全身の深部を温めることで副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
これにより、ストレスの緩和や不安感の軽減が期待できます。

体の末端を温めて得られる効果

1. 血行促進
手足などの末端部分を温めると、血管が拡張し血流が良くなるため、冷え性の改善に効果的です。

2. 睡眠の質の向上
末端を暖かく保つことで、入眠しやすくなり、睡眠の質が向上します。
特に、冷えからくる不快感を解消できるため、より深い睡眠を得ることができます。

3. エネルギーの再分配
末端の体温を上げることで、体のエネルギーが外側に向かって再分配され、全身のバランスが改善されます。

4. 疲労回復
血流が良くなると、疲労物質が体外に排出されやすくなります。その結果、疲労回復が早まります。

5. 緊張緩和
手足の温めは、筋肉の緊張を解放し、筋肉痛の緩和や関節の柔軟性向上にもつながります。

また、身体の各部位ごとに期待できる効果が違います。

1. 頭部・顔

顔を温めることで、血管が拡張し、顔色が良くなることが期待されます。
また、副交感神経が活発になり、リラックス効果が高まります。

期待できる効果:リラクゼーション、頭痛の緩和など

2. 首・肩

首や肩周りを温めると、筋肉の緊張がほぐれて血流が良くなります。
これにより、肩こりや首の痛みが軽減される効果があります。

期待できる効果:緊張緩和、肩こりや首の痛みの軽減

3. 背中

背中は大きな筋肉が多いため、温めることで全体的なリラックス感が得られます。
また、慢性的な背中の痛みにも温めることは効果的です。

期待できる効果:背中の痛み緩和、リラクゼーション

4. 腹部

腹部を温めると、胃腸を始めとした内臓の血流が良くなり消化機能が向上します。
また、ご飯をよりおいしく感じる効果が期待できます。

期待できる効果:消化促進、食欲増進

5. 手足の先

手足は末端部なので、冷えやすい部位です。手足を温めることで血流が改善され、全体的な体温の上昇や冷え性の緩和につながります。

また、

期待できる効果:血行促進、冷え性の改善、睡眠の質の向上

温かい空気は空間の上にいくという特性から、どうしても身体の部位で温まりやすい部位、温まりにくい部位が出てきます。SHIAGARU SAUNAでは顔や頭などの上半身だけでなく、足先などの普段は温まりにくい部位までしっかりと温まることができるように2種類のサウナ室を作りました。

ここからは、深部体温サウナと末端体温サウナがどのような作りになっていているのかご説明します。

深部体温サウナ

屋久島地杉を室内に用いたハーフバレル風のサウナです。

流体力学を基に部屋全体に熱が行きわたる室内の設計に、サウナストーブの熱気が部屋全体に行き渡ります。

5分に一度のオートロウリュウとオートアウフグースに加え、加湿器により加湿された室内は、呼吸がしやすいアツアツな状態に。

リラックス効果のあるα-セドロールを豊富に含む屋久島地杉とストレス緩和、疲労回復効果が期待できるソルフェジオ周波数の174Hzをベースに作ったオリジナルBGMが深いリラックスに繋がります。

あぐらをかける広めの座面と、上半身と足元に時間差で熱の届く設計の高さの異なる2種類の座面により、同じサウナ室内で異なる熱の感じ方が楽しめます。

末端体温サウナ

フィンランドで昔から親しまれてきたストーブカバーの淵に足を置くフットレスト付きのサウナです。フットレストに足を載せることで足の指先まで温まることができます。
フットレストは2段階に分かれており、体系に応じて乗せる場所が調整できます。

サウナ室内での呼吸はとても重要で、浅い呼吸になってしまうとすぐに息苦しくなり、副交感神経が優位になりにくく、サウナの気持ち良さ・効果が低くなってしまいます。
末端体温サウナでは壁面に珪藻土と備長炭を用いることで、室内の空気の浄化・湿度のコントロールが行われているため、サウナ室内での呼吸が快適に行えます。

7分に一度のオートロウリュウと加湿器による常時加湿、オリジナルの香りがより一層リラックス効果を高め、身体の末端までしっかりと温まったとてもリラックスした状態になることができます。

SHIAGARU おすすめの入り方

食事に適した状態

食事に適した状態にしあがるには身体の深部をしっかりと温め、胃腸の動きを活発にすることが重要です。

身体が温まらない要因は

・体の部位によって温まり方が違う

・呼吸が苦しくてすぐ出てしまった

・座る位置によって温度が違うので温まらなかった

等が挙げられます。

深部体温サウナはあえて座席を一段だけにしてどこに座っても温度が一緒になるように設計しています。

また、常時加湿に加え、5分に一度のオートロウリュウ&アウフグースで十分な湿度が保たれ呼吸はしやすいけどアツアツのサウナ室になっているので、呼吸が苦しくてすぐに出てしまったということが防げます。

計3セット

1セット目:深部体温サウナ

2セット目:末端体温サウナ

3セット目:深部体温サウナ

アイスボックスソーダをサウナ室で飲むことで、より胃腸の働きが活発になります。

(低浸透圧飲料なので体内に素早く吸収され、水っぱらにはなりにくいです。)

睡眠に適した状態

身体の末端部分(手先・足先)までがしっかり温まった状態。

サウナから出て1時間半~2時間以内に寝るのが睡眠の質を高めます。

熱は高い所に集まる特性があるため、普通にサウナに入っていると頭→胴体→足の順に温まります。足が温まるまえに頭が熱くなってしまいサウナから出る経験をした方も多いと思います。

末端体温サウナでは、ストーブの周りを囲んでいる木製の淵に足を乗せることができ、足先までしっかり温まります。

1セット目は深部体温サウナで汗をかきやすい状態を作り、2、3セット目を末端体温サウナでつま先までポカポカにしあげます。

末端体温サウナにはオリジナルのリラックス効果が期待できるアロマを設置しているので、そちらもお楽しみください。

計3セット

1セット目:深部体温サウナ

2セット目:末端体温サウナ

3セット目:末端体温サウナ

仕事に適した状態

SHIAGARU SAUNAでは脳の疲労を取って頭がスッキリしている状態が仕事に適した状態だと考えています。

人間は何もしていなくても頭の中に何かが浮かんできて、脳は疲労しており、集中している状態よりもなんとなく考え事をしている状態の方が脳は疲れるという研究もあります。

SHIAGARU SAUNAでは会話禁止の絶対静寂空間や各施設に組み込んだ設計によりサウナに集中する環境を作ることで、脳疲労を取り、頭をスッキリさせ、仕事に適した状態にしあがって頂きます。

深部体温サウナでは「ストレス緩和」「心の安定」効果のあるソルフェジオ周波数の174HzをベースとしたオリジナルBGMを2カ所のスピーカーから流し、他の人の顔が見えにくくなるよう照明を配置してサウナに没入できる空間を作り、末端体温サウナでは中央に設置したストーブと香りに集中されるよう設計しています。

また、しあがるーむにも同じように専用のBGMと照明が設置されており、脳疲労を取り除くための工夫を凝らしています。

1セット or 2セット(個人差によります)

1セット目:深部体温サウナ

2セット目:末端体温サウナ

ポイントはしあがるーむでの休憩時間を通常よりも少し長めにすることです。

サウナ後におすすめのサ飯のお店や飲み物などについては、ぜひ店舗に来た際にスタッフまでお尋ねください!

ご来店お待ちしています!